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三谷雄造情報ブログ
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 7月31日(火)に後楽園ホールで行われた「東日本新人王準々決勝」に出場した林崎智嘉志(フェザー級)・芋生敏幸(S・フェザー級)・三谷雄造(ライト級)の3選手。

 それぞれの選手達に、それぞれが違う試合ぶりで見せてくれるであろう成長への期待。しかし、その期待が大きかっただけに今回の彼等の試合内容は満足の出来るものではありませんでした。

 なぜならば練習と試合の結びつきが見えなかった、事につきる内容だったからなのだと思います。

【フェザー級 4回戦】
林崎智嘉志(5戦3勝1敗1分/八王子中屋)
  vs
三浦 数浩(5戦4勝1敗/ドリーム)

 結果…判定負け 0-3(38-39,38-39,38-39)


( 写真提供:こんどうさん)

 フェザー級にて戦ったのは林崎智嘉志、その高い身体能力を軸にした練習どおりの力を発揮さえすれば、アマ経験の豊富な相手、三浦数浩選手を攻略する事も決して難しい事ではなかったと思います。

 しかし試合は両者にとってやりづらい展開で進んで行きました。

 距離を潰して前に出るチカシ、相手の三浦選手は上から下のボディへと繋げて行きました。

 ジャブが少なく、距離をお互いにとる事がなかった為に、振りの大きなパンチが増え、淡白な流れになっていってしまいました。

 最終4回に好打を見せたチカシではありましたが、反撃には遅く、僅かな差で判定負けとなってしましました。

 対戦が決まっていたころから対応策を考えた練習の成果を出せなかった事、何よりそのあふれる才能を垣間見せることができなかった事が悔しいことでした。


【S・フェザー級 4回戦】
芋生 敏幸(4戦4勝1KO/八王子中屋)
  vs
竹嶋 丈(6戦4勝1KO2敗/レパード玉熊)

 結果…判定勝ち 3-0 (39-38,39-38,40-37)


( 写真提供:こんどうさん)
 
 続いて登場したのがスーパーフェザー級の芋生敏幸。その圧倒的な手数と運動量でどんな相手も自分のペースに引きづり込み、前の試合では初のノックアウトを見せてのストップ勝利を収めました。

 そんな芋生の相手は長く真っすぐなパンチを刺してくる竹嶋丈選手。プレッシャーをかける芋生に右ストレートをタイミングよく投げ込んで来ます。

 しかしかまわず前に進む芋生は左ストレートを直撃させ、相手を後退させるとラッシュを仕掛けます。そうしてボディを集中的に攻め試合の流れを自分のものとしていきました。

 最終4回は出し切るかのようにパンチを打ち続ける中で終了のゴング。判定により勝利を収めました。

 その試合ぶりは流れの変わり目にしっかりと対応し、結果を残した良いものだったと思います。しかし、それが練習時に課題とし、常に言われ続けていたディフェンスへの意識を欠いたものだったから最高のもの、大きな成長を感じると言うものではありませんでした。


【ライト級 4回戦】
三谷 雄造(3戦3勝1KO/八王子中屋)
  vs
横田 涼介(2戦2勝1KO/横浜光)

 結果…判定勝ち 3-0 (39-38,39-38,39-38)


(写真提供:こんどうさん)

 そしてこの日最後に登場したのはライト級の三谷雄造。前回の試合では強烈な右フックで一撃でTKO勝利を見せていました。

 その余韻を引きずらず、ここまでの積み重ねにこそ身をゆだねて試合に臨まなければならなかった三谷。しかし、試合はまさにその右拳の感触を再度欲するが為の大振り、大混乱の立ち回りとなってしまいました。

 前回、前々回に見せていた自分の距離を探す動きは皆無となり、大きな右から、大きな左、そしてまた大きな右と今までの積み重ねを崩してしまうように見えてしまう程、バラバラの攻撃をし続けました。

 試合は最後まで大味な殴り合いとなり、相手の横田涼介選手も三谷の気迫に飲み込まれるような形で試合は終了しました。

 その気迫の分だけ上回り判定での勝利となりました。

 試合後に前回の試合同様に大きなパンチを当てたくなってしまったと言っていた三谷。その素直さが彼の良さであり、それ故に彼は成長し続けてきました。

 三谷の気迫は打に秘めてこそ、力が発揮させるものなのだと思います。

 

 この日の3人の試合は結果は出した者、出せなかった者に拘らず、問題はその内容にありました。

 練習との結びつきが見えずらい試合でした。

 しかし勝ち残った選手には次を迎えるチャンスがあります。

 チカシは僅かの差でそのチャンスを失いました。芋生は試合後のケガによりそのチャンスを失いました。三谷にはまだそのチャンスが残されています。

 今回の試合で見せられなかった、本当は見せたかった試合ぶりを三谷に期待し、次の準決勝を楽しみにしたいと思います。

 チャンスを逃した二人も、きっとそれぞれの立ち上がり方でその負を、将来の勝に繋げてくれると期待します。

 彼等のトーナメントへの応援、誠にありがとうございました!

 次は9月27日(木)ミドル級の横田知之選手も混じり、三谷とともに練習に結びついた試合を目指します。時にはそれを捨てねばならぬ事もありますが、まずは練習からしっかりとがんばりますので応援の程、よろしくお願い致します!

 ありがとうございました!
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